他にも何やら昴は減らず口を叩いていたようだったが、暁斗はもうその体に夢中になっていた。 　食中毒騒ぎで、くたくただったのだ。 　昴に、癒しを求めていた。 　彼に没頭する事で、体の、心のこわばりを、解きほぐそうとしていた。 　キスもそこそこに、顎を食み、首筋を舐め、胸の小さな乳首を吸っていた。 　舌先で軽く舐め、その後甘く歯を立てる。 　その後きつく吸い、たっぷりと唾液を絡めて舐めとる。 （あぁ、やっぱりすごい。夢の中とは違う） 　夢と同じようにされながらも、あの時とは比べ物にならないくらい感じている昴だ。 　中心は屹立し、甘い蜜をふんだんに零している。