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別のその後。 ここは会員制の高級サロン。 楚々とした美人が楽しそうだ。 可愛いアイドルと何やら話している。 「新色のチークについて」 従兄弟の説明に顔を顰めた。 ついでに従兄弟の小細工に文句を言った。 鼻で笑われた。 「それが出来るのはおまえだけじゃない」 「クソ、あの婆さん、ちゃっかりしてっぞ」

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