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第十七章・7

 二人、求め合うようにキスをした。  軽く唇を触れ合わせ、二、三度ついばんだ。  それから深く繋がり、ゆったりと舌を交わした。 「ん……」  思わず、声が漏れる。 「……ルドーニ」 「ヴァフィラ……」  名を呼びかわしながら、舌を絡め合う。  くちゅり、と唾液の音が静かな寝室に響く。  どんどん高くなってゆく、互いの体温。

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