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媚薬-5
媚薬についての実験で、最終的に薬切れるまでの効果と反応を見たいと...蕾に〝アレ〟を仕込まれて放置されて1時間が過ぎた 。
ビデオの先には全裸で目隠しに手を拘束され、蕾に〝アレ〟を仕込まれている奏翔の姿がある 。
蕩けきった表情で目細め、興奮と快感から甘い吐息漏らし身体ビクビクと震わせている 。
刺激がもどかしいのか、刺激求め腰を動かす時もみられる 。
〝クソッ...こんな刺激じゃ...。もっと...もっと 。この手さえ自由なら...ッ〟
同じリズムで同じ刺激をエンドレスに受けている状況でも身体はその快感を得ているのか、肉棒は絶えず固くビンビンに反り勃っていて、亀頭には先走りか何か光るものが見える 。そして時々白い欲をビュッと撒き散らす瞬間もある 。
そんな様子を琉翔はビデオに録画している 。
蕾に仕込まれてる〝アレ〟とは何なのか... 。
それは琉翔も奏翔も初めて使う極太の蕾用のバイブだ 。スイングと振動で刺激を与えてくる 。そして上下に律動もするスゴモノだ 。
そんな玩具が 今...蕾に仕込まれている 。
「...奏翔、そろそろ2時間になる 。充分すぎるほど最高のビデオが撮れたよ?ありがとう 。さ、もう好きなだけ暴れて見せろ」
「はぁ...あ ...ッも...取って...ッ」
「...聞こえなかったか?最後は自慰してイケと言ってるんだ。できるだろう?手も自由に目隠しも取ってやるからな」
そう言うと琉翔は手の拘束を解き、目隠しも外した 。
「ほら、もどかしいだろ?さっさとズブズブ動かして刺激してイケよ ッ!!」
「...ッ高校生の癖に...コノヤロ ッ...もう保健室のベッド...使わせねぇ...ッかんな」
〝クソッ...まだビデオは回ってるし琉翔は見てるし...恥ずかしい ...ッでも──────〟
奏翔は片脚あげて、蕾へ手を伸ばせば仕込まれてるバイブを握り先ず出し入れを繰り返し、慣れるとズブズブと激しく動かし刺激し始めた 。
「あ"あ...ッあ ...ッや ばっ...あぁ...ッ」
前立腺探り当てたのかそこを執拗に責めてグリグリと刺激し、反応示す肉棒を空いてる手で抜き始めた 。
蕾中への刺激と自身の肉棒はの刺激で、頭が白くなりそうな程の快感が身体を襲い、ビクンビクンッと身体仰け反り震わせ射精感こみ上げたのか、バイブの出し入れを一層早め一心不乱にズブズブと突き、肉棒擦り上げる手早め親指で亀頭グリグリと刺激もはじめると──────
「あ"あ"あっ...や...ッあ...も...ッく!!...ッあう...は ッイく ッ!!...ッッ!!!!」
なんとも言えない快感が脳天突き抜け腰がビクンッビクンッと跳ね痙攣起こし、肉棒膨れ上がり脈打ちピクンと跳ねると直ぐに白い欲をビュッビュルビュルッ...と噴水の如く撒き散らした 。
「ははッ...あんなに出したのにまたこんなに?ド変態淫乱野郎だな、奏翔」
「...っるせぇ...っ」
「もういいよ、実験も終わったし?ソレ、抜いて楽になれば?」
「...言われなくても...っ そうする」
ズポッ──────蕾に仕込まれたバイブを抜き捨てた 。イったばかりの身体へまだガクガクと震えているものの、脱力しグデッーっとテーブルの上で放心状態に陥った 。そんな奏翔を琉翔は優しく抱き上げベッドへと運んだ 。そして下着や衣服も着せてくれた 。
琉翔は、放心状態の俺の背後から抱きしめ首筋に顔埋め一言耳元で囁いた 。
「奏翔...酷いこともするけど、愛してる...んだからな。それは忘れないで」
こうして媚薬の実験とやらは終わった 。
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