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配達員×奏翔-2
「どういう...つもりだ...お前 っ」
「どうもこうも...君が可愛い、だから犯したくなった...それだけの話ですよ?」
「いや...おかしいだろ」
「はは、そうですか?真面目な話ですよ...それにコレ...この荷物中身何だか分かります?」
そう言うと配達員は配達の品を指差した 。
「...知らねぇよ。琉翔が何頼んだかなんて興味ねぇ」
「コレ、性的な意味の玩具...入ってますよ」
配達員はクスクスと笑うと荷物を開けて中の玩具とやらを取り出した 。
「なっ...勝手に開けてんなよ ッ!!」
「まぁまぁ...ほらコレ何だか分かります?こんなに沢山...ローターをどう使うつもり何でしようね?君の主は」
そう言い、配達員は近寄り抱き寄せ、尻をねっとりと撫でてきた 。撫で回し尻肉を鷲掴みすれば揉みしだき...とても慣れた手つきだった 。
「ッ...やめ ろっ...」
嫌なはずなのに身体がピクリと反応する...。
「おや、嫌ですか?...身体は正直ですけどね」
配達員は衣服の下に手を忍ばせ胸元を探り出し、見つけた胸の飾りを指先で転がすように撫でてきた 。そしてキュッと摘み強く捏ねくり回してきた 。
「ひッ...あっ...く ...ッや めッ...は あ っ...」
「はは、気持ちいいんですね」
胸の飾りを弄り乍空いてる手でズボンに手を掛け、ベルトを外すと一気にズボンと下着を下ろされてしまった 。露わになった肉棒は胸の飾りへの刺激で快感を感じたからか、硬く主張し始めていた 。
「こちらもこんなに硬くさせて...ホントに変態ですね」
そう言うと、配達員は硬く主張するモノを突然指でピンッと弾いた 。
「ひあッ...ッい...っ」
痛みと快感で思い切り背中をビクンッと仰け反らせ女のような高い声をあげた 。
「...可愛いですが、ちょっと声が煩いですね。コレ付けといて下さい」
配達員はニヤリと微笑み手持ちの玩具を取り出した 。それは口に嵌め込むボール...口枷だった 。それを慣れた手つきで装着されてしまった 。
〝んん...何だこれ...話せねぇ、声が...ッ〟
「話すこともできないですよね。とても唆ります、その顔。さあ、いっぱい感じて壊れてください...」
琉翔が留守にしてる時、まさかこんな事になるとは思いもしなかった...。琉翔にこの事がバレたらどうなるか...想像はついた。
〝俺は...どうなるんだっ......助けてっ...琉翔 ッ〟
俺は心の中でそう叫び、目の前に居る配達員をキリッと睨みつけた 。
その時琉翔は学校の授業中、何か危機感を感じた 。
「なんか...嫌な予感がする」
そうポツリと呟き、窓から外をジィーっと眺めた 。
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