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第二章・10

「やべえ。こいつの腰、スケベすぎるッ!」 「あッ! あぁん、あぁああ!」  男は喉奥で唸りながら、藍の内に射精した。  そこに、藍の高らかな歓喜の声が重なる。  ドラッグの効果は、藍の意識を完全に飛ばした。  男たちは歓声をあげ、藍を凌辱した。  順番待ちで手持無沙汰な者は、腰をやる男が藍の肌を叩く音に合わせてぱんぱんと手拍子を打ったりしてはやし立てていたが、しだいにそれもおぼつかなくなってきた。

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