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第15話

春side 団体戦は3回戦目で負けてしまった。 その後は特にやることもないから急いで俊に電話した。 「・・・・・もしもし、帰ってきた?」 「・・・帰って、きてないから・・・書店に来てみたんだけど・・店員が結構前に郁をみたって!真羽が、寮にいるから取りあえず・・・真羽と合流して・・・・・」 「了解」 「・・・・・こっちで、もう少し探すから」 「頼んだ。」 「おけ。」 俊は息を切らしていて、ガサガサと雑音が聞こえてたから走っているんだと思う。 俺も早く探さないと・・・・・ もう1度郁のケータイに電話したが通じない。 どこにいるんだ。 郁。 頼むから無事でいてくれ。

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