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第54話 番外編 女王様vsS男
※本編ではやられっぱなしの女王様ですが、もしS男より強かったら・・・という話です。
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「前田くん、ホラこのデカいのどうして欲しい?」
「舐めたいならそう言えばいいじゃないですか」
「見ろよコレ、俺の指とチンポの先で糸引いちゃってる。こーんなガッチガチで、穴があったら突っ込みたくて堪んないって涎垂らしてるのに、お口が素直じゃないばっかりに自分の腹に白いのかけるだけなんてかわいそーに」
「五十嵐さんこそ穴ヒクついてますよ。先っぽからしょっぱいの垂れてるし」
「俺の許しが出るまで勝手に舐めるなよ」
「人の顔跨いでおいてそれはナシでしょう」
「挿れたいなら、俺の後ろ解してくれる?・・・って両手使えないんじゃ無理かぁ」
「せめてベッドから手錠外して貰えませんか? そしたら・・・」
「舌で解せよ。できんだろ?」
「当然です。早く腰落として」
「舐めたいです、だろ?」
「・・・っ、・・・舐めたい、・・・です」
「いい子。 ・・・っあ、・・・ん、ん」
「早くここに、ぶち込みたい」
「俺も前田くんのコレ欲しいよ? ぶち込まれたらこの青筋とか、んっ、中でドクドクいって気持ちイイんだろうなぁ。このエラで擦られたら、潮吹いちゃうかも。・・・あ、ぅ」
「もう限界です。早く・・・外してください」
「まだ余裕そうだけど? どうしてもって言うなら口でしてやるよ」
「嫌、です。挿れたい。ここにぶち込んで思いっきり奥にブチ当てたい」
「そこまで言ってこんな凶悪なモンまで持ってて、いざ挿入したらまさか期待はずれなんてことないよなあ? 俺がブッ飛ぶくらい腰振ってくれるよな?」
「はい、振ります。五十嵐さんがヨがり狂うまで。だから早く」
「ヨシ、いい子で『待て』できたな」
前田の両手とベッドフレームを繋げる手錠が外される。
「五十嵐さん、五十嵐さん・・・!」
「オイ、がっつくなって。お前は犬か」
「こんなにそそる体、目の前にぶら下げられてお預けくらってたんです。誰だってがっつきますよ」
「オイ! ローションかけすぎだろお前、クソヌルヌルする・・・あっ、ちょ後ろ久しぶりだからゆっくり、ううっ」
「すごい。五十嵐さんの中、柔らかいのに締まってる」
「だ、から、久しぶりだって。つーか勝手に吸うなよ! 痕残すのはルール違反・・・」
「なんのルールですか、知りませんそんなのは。どうせあなたはもう俺のものです」
「へ!? イヤ待てっ、俺は蓮が ぅあ・・・っ」
「は・・・、蓮くんはバリバリのウケじゃないですか。このヤラシイ穴は塞いでもらえませんよ? だから俺がずっと栓しててあげます」
「要らねーよバカ! お前とはこれっきり・・・」
「にはさせません。女王様を満足させるのが犬の役目です。これからずっと。『動け』と命令してください」
「おっまえ、性格悪いぞ!」
「怒鳴るとナカ締まるからキツイですね。勝手に動きますよ」
「待て! まだゆっくり!」
「じゃあ命令してください」
「く・・・、 動け、ゆっくり」
「はい」
「ぅ、 ぁ、 あ、 んっ」
「慣れたら言ってください。五十嵐さんのお望み通りに動きますから」
ムカつく。これじゃ、俺と前田どっちに主導権があるかわからない。
無駄に気持ちイイってのも更にムカつく。
「んぅ、う・・・、 も、平気だから・・・速く」
「はい」
「ひあっ、あ、あぁ」
「悦さそうで何よりです」
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結論 : 女王様とS男、どちらが強くてもふたりは相性抜群だったようです。
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