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短編1『わんこ受け×意地悪攻め前編』
わんこ受け ケイ
彼氏の律が大好き。甘えん坊。
意地悪攻め 律
ケイが何より大切で大好き。好きな子はいじめたくなるような人。
「ねぇねぇ!律!ぎゅーしよー!」
「今忙しい。(嘘。めちゃくちゃ暇)」
「なんでぇー!ねぇってばぁー!暇そうじゃんかぁ!ぎゅー!」
「忙しいって笑笑言って笑笑るじゃん笑笑」
「笑ってるって事は嘘じゃん笑笑!ねぇぎゅーしたい…ダメ…?」
うるうる目にして律をじっと見つめる。
「誘ってんの?笑笑」
「さ、さ、さ、さ、誘ってない!僕はぎゅーがしたいの!」
「顔赤いよ?誘ってるんだ?どうなの?ちゃんと言ったらぎゅーしてあげる。」
「……さ、誘ってます…」
「よく言えました。」
律にぎゅーされる。1番大好きな時間。しばらくぎゅーしてふと離れる。
もうちょっとしてたかったなぁ…
「終わりね。忙しいから。笑笑(今日は誘い受けしてもらうか…!)」
「忙しくないでしょー!」
どうしよう…律が冷たい…僕の事嫌いになっちゃった…?
「律…僕の事嫌い…?」
ポロポロ涙が溢れる。まだ何も言われてないのに…
「そんなわけないだろ。ケイの事が大好きだよ。」
「で、でも…今日冷たいから…」
「ごめんね。ちょっと意地悪したかったけど…やり過ぎちゃったかな…?ごめんね。おいで」
律に近づくとぎゅーしてくれる。やっぱり優しいなぁ…こういう所が好き…
どうしよう…えっちしたいって言っちゃおうかな?でも恥ずかしいし…でも今チャンスかな?
「ケイどうかした?なんか言いたげだけど?」
「あ、あのね!」
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