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裏筋から先端を往復し、次々と先走りを溢れ出させる先端に電マをグリッと押し付けてみた。
「ひぎぃっ…ダメ、イちゃっ…あぁ、っ!」
「もうイったか」
すると田渕は背中を反らしてイってしまった。電マを当てていた所為か精液は勢い良く床や、田渕の身体に飛び散った。
田渕は俺の肩に頭を乗せて、ビクビクと痙攣している。
けど俺は電マを止めず、グルグルと円描く様に先端を刺激する。
「ひ、ぃ…ぁぅ…やっ…」
田渕の顔を覗き込んで見ると、田渕は意識の朦朧としたぼんやりとした瞳で、目には涙を浮かべていた。
開いたままの口からは唾液が零れていて、何とも厭らしい顔をしている。
少し、可愛いかもしれない。
俺は田渕の頭をくしゃりと撫で、唾液を舐め取った。
「ふ、ぅ…んぁっ…」
口端に舌を這わせると、田渕は舌を伸ばして来た。それを舌で絡め取り、吸い上げてやれば、田渕はうっとりとした表情で舌を絡めて来る。
コイツ、もしかして快楽に弱いのか。こんなに脱力し切って、意識も朦朧としてるし。
「はぁっ、ん…や、ぁ…ひぃっ」
深く口付けながら、電マで玉をグイグイと持ち上げると、田渕は逃げる様に腰をねじらせる。
それを追い掛けてひたすら電マを押し付ければ、また精液を飛ばしてイってしまった。
そろそろ電マも飽きて、スイッチを止めてソファーに投げ捨てる。
息を乱し肩で息をする田渕は、相変わらずぼんやりとした色っぽい目で俺を見ると、向かい合わせに抱き付いて来た。
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