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先走りで濡れた性器を、榊原はぐちゃぐちゃと音を立てながら扱き、敏感な先端を親指で器用に撫で回す。
その性器への直接的で鋭い刺激に、俺はいよいよ頭が真っ白になり何も考えられなくなる。
ただ気持ち良くなりたい。それ以外考えられない。
「あぁっ、んンっ…きもち…さかきばら…あ、ん…」
「玩具とチンコ突っ込まれて気持ち良いのか」
「っん…いぃ…あぁ、ひぅ…」
淡々と性器を抜きぬちゃぬちゃと先端を弄る榊原に、俺は必死に頷く。
その間も久我が性器で中を擦り上げ、腰を打ち付けている。
もう、頭が回らない。
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「っは、ぁ…くっ…」
「久我、田渕のケツで感じてるの?それとも玩具?」
「っう、ぁ…永野…も…イきそ…」
田渕の腰を鷲掴みし、夢中に腰を振る久我は、潤んだ目で俺を見て来た。
情けなく眉を下げて、気持ち良さそうに熱い吐息を吐く久我を見たら無性に虐めたくなる。
俺は久我の尻をペシッと叩いてみた。
「ひっ、おい、永野…?」
「叩かれて感じたの?」
「何して…っんぁ!」
再び尻を叩けば、久我は身体をビクンと震わせ間抜けな声を漏らした。
イくのを我慢しているのか、腰の動きを止めフルフルと震えている。
久我は何故か、俺の許可が無いとイかない。別にそんな命令もしてないのに。
俺はそんな久我を眺めながら、ふと結合部に目を向ける。
久我の性器が挿っている田渕の蕾から、はみ出ているアナルパール。
俺はそれを摘んで一気に引き抜いた。
「ひゃあ、ぁっ…んっー…」
「イったの、久我」
「っは、だって永野が…急に抜くから…」
玩具を抜いた事により、久我は俺の許可無しに呆気なくイってしまった。
なんか気に入らないな。後でお仕置きしよう。
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