34 / 135
7
****
「っあん、さかきばら…も、イっちゃ…」
「イきたいならイけば」
榊原はまるで遊ぶかの様に、先端をかりかりと引っ掻いたり、亀頭を手の平でこねくり回したりして、俺の性器を弄っている。
榊原って隠れSだったりするのか。それより後ろから何か叩く様な音するが。
俺は謎の音が気になりつつ、久我が腰を打ち付けて来なくなった為、榊原の手にただ感じていた。
そしてイきそうになった瞬間、急に俺の中に入っていたアナルパールが引き抜かれた。
「あぁッ、イくぅ…っひぃ、んっー!」
アナルパールが引き抜かれる感覚と、奥に熱い精液を複数に分けて吐き出される感覚に、俺は榊原の手に精液を吐き出してイってしまった。
****
「また玩具を使ってしまったぁ!」
「教室精液くせぇな」
「…ケツ叩かれて感じてんじゃねぇよ俺…死にたい」
「いい加減ドMだって自覚したら」
俺は疲れ切って床に寝転ぶ。榊原は眉を寄せながら窓を開けている。俺のすぐ隣には何故かうなだれている久我が。永野はそんな久我を無表情で突いていた。
玩具は気持ち良い。けどやっぱり俺は、皆に使って欲しい。この気持ち良さを体感して欲しいのに。
「久我!ぜひ次は久我がアナルパールを使ってみてくれ!」
「何で俺なんだよ!これ以上俺をそっちの道に連れていこうとすんな!」
「そっちの道って?」
「久我、永野にケツ叩かれて感じてたぞ」
「そうなのか久我!久我ってドMだったのか!」
「うるせぇ!ドMはてめぇもだろ!」
俺ってドMなのか?
ともだちにシェアしよう!