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「今、藍堂が喘いだ」
「っくが、てめぇ…殺す…っあ、ん…」
「…神崎の言う通り、可愛いな」
久我はぐちゃぐちゃと藍堂のアナルを掻き回す。
俺の目の前で、悔しそうに歯を食い縛り、必死に耐える藍堂。
こんな余裕の無い藍堂は初めて見た。いつも俺が余裕無かったし。
「藍堂、なに久我にケツ弄られて喘いでんだよ。らしくねぇな」
「っは、てめ…神崎のくせに…調子乗んな…」
「俺だってたまにはお前を攻めたいんだよ」
物凄い形相で睨んで来た藍堂に内心ゾクッと興奮しつつ、藍堂の先走りがダラダラと零れる性器を握り込んだ。
「っあ、くそ…やめっ…っく…」
「神崎、藍堂こんな可愛かったか?俺勃ったんだけど」
「俺もこんな藍堂は初めて見たな」
久我にアナルを弄り回され、俺に性器を抜かれている藍堂は、必死に喘がない様に耐えているのか、身体をふるふると震わせている。
藍堂の性器を音を立てながら素早く上下に抜き、親指で先端にぐりぐりと爪を立てる。
すると藍堂の腰はビクッと震えて、膝立ちしている足が辛そうに震えていた。
これはヤバイな。珍しく藍堂が可愛く見えてしまう。久我でさえ、藍堂の姿を見て勃起している。
「藍堂、先走りすげぇけど。感じ過ぎだろ」
「中もうねって、ひくひくしてる。そんなに神崎の欲しいのか?」
「っん、ぁ…てめ、ら…まとめてころす…」
今の藍堂に何を言われても、いつもの威圧感など微塵も無い。こんな藍堂になら、何でも出来てしまうんじゃないかと思ってしまう。
試しに俺は、性器を扱いたまま藍堂に顔を近付ける。今だったら、キスだって出来てしまいそう。
別に藍堂とキスをしたい訳じゃねぇけど、いつもの仕返しだ。
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