7 / 7

第7話 誓い

「大丈夫か」 「うん…幸せすぎて夢みたい」 裸のまま大好きなキールの腕枕におさまったセラは幸せそうに微笑んでいます。 キールは、セラの艶やかな髪を撫でたり、指に絡めたりしながら満足そうにセラを見つめました。 2人とも果てたばかりで、まだ呼吸も整っていません。 全身を心地よい疲労感が包み込んでいます。 このまま目を閉じたらすぐに眠ってしまえそうです。 「キール…ありがとう」 キールの胸に手を添えたセラが囁きました。 「ん…どうした、急に」 「俺ね、キールに出逢えて…本当の愛の意味を知った気がする。家族と離れた事で家族の愛を知る事ができたし、愛する事や愛される事の喜びを知ったよ。ありがとう、教えてくれて」 セラの言葉にキールの胸は、春風のように温かくなりました。 自分の想いが伝わっていた事が嬉しかったのです。 「俺もだ。セラに出逢って愛し合う幸せと家族の愛を知った。教えてくれてありがとな」 セラも嬉しそうにうなずきました。 「これからももっと教えて。たくさんの愛を」 「あぁ、俺にも教えてくれ。それから…2人の愛を一緒に育んでいこうな」 こうして心も体も結ばれた2人は手を繋いで誓いの口づけを交わしました…。

ともだちにシェアしよう!