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快楽 6話
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風呂場で降ろされた東雲。
目の前でいきなり照哉が脱ぎ始めて目のやり場に困る。
「東雲脱がねえーの?」
「えっ?あっ、はいっ」
緊張がピークにきた東雲はパニックで服の脱ぎ方がどうだったか真っ白になってしまった。
「東雲、大丈夫だよ。何も怖くないから」
パニクっている東雲を照哉は優しく抱きしめて頭を撫でた。
照哉の体温が伝わり凄く安心出来た。
「照哉さん、大丈夫です」
東雲は顔を上げて照哉に笑いかける。
「脱がしてやるよ」
照哉に服を脱がしてもらい、2人で風呂場の中へ。
シャワーで身体を馴染ませてくれた照哉に促され一緒に浴槽に入る。
東雲はまだマトモに照哉の裸を見れずに浴槽の隅っこで小さくなり俯いたまま。
その姿が可愛くて照哉は東雲の身体を引き寄せると、自分の足の上に乗せて抱きかかえた。
「て、照哉さんっ」
真っ赤な顔で照れた東雲の身体を後ろからギュッと抱き締める照哉。
「リラックスしろよ東雲」
まだガチガチな身体。
東雲は勇気を出して照哉に身体を預けるように寄りかかる。
照哉の肩越しに自分の頭を乗せると照哉の顔とピタリとくっつく。
照哉の視界には東雲の全裸が入ってきて冷静ではいられない。
綺麗な身体。
こんな綺麗な身体を自分が汚して良いのかと不安にもなるけど、好きが全てを消してくれる。
会長に毎晩抱かれている事も忘れさせてくれる。
「お、重くないですか?」
抱っこされた東雲が心配そうに聞く。
「軽いよお前」
「照哉さん、背中流しましょうか?」
「まだこのままがいい」
「そ、そうですか?あ、そうだ照哉さんが来てない間、またモモが新作書いて事務所で朗読とかして大変で」
「へー」
「英雄さんは後輩出来たから張り切って、それで」
「東雲、今日はやたらお喋りだな」
普段と違う東雲にとっくに気付いている照哉は唇を塞ぐ。
くちゅっと舌を絡ませる。
うわっー、照哉さんとキスっー!
やばい、ドキドキしてきた!
東雲も照哉のキスを受け入れる。
口を開けて舌を絡ませる。
絡み合う音が湯気と一緒に天井に上っていく。
気持ちいいキスをしたのはお互いにどれくらいぶりだろうか?
東雲は身体をくねらせて向きを変えると向かい合い直し、照哉に抱きつきキスを何度も繰り返す。
「東雲………気持ちいい」
照哉も角度を変えながら東雲のキスを受け入れる。
「や……べえ、東雲………挿れたくなってきた……」
キスの合間の照哉の誘いに東雲は静かに頷く。
「ここでやる?ベッドにいく?」
東雲を見つめながらに聞く照哉。
「いま……すぐ」
東雲は照哉の耳元でそう答えた。
「東雲、足広げて腰降ろして」
言われた通りに東雲は照哉に跨る。
既にガチガチに勃起している照哉のモノを後ろにあてがえて、ゆっくりと腰を降ろしていく。
ググッと自分の中に挿ってくる感触。
「あんっ………」
緊張しているせいか上手く挿りきれていない。
照哉の指が行為を手伝うように小さくすぼんだアナルの中に侵入してきた。
「あんっ、……あっ、照哉さっ」
照哉の首筋に抱き付いて彼の指がもたらす快楽を甘い吐息を吐きながら受け入れる。
グチュグチュと卑猥な音を出しているのが自分だと思うと恥ずかしくもなるが興奮剤にもなるのだ。
「東雲、力抜いて」
照哉に囁かれ、彼に身を預けた。
指が締め付ける場所をほぐし、 彼の指が抜かれたと同時にズンッと下腹部に衝撃を感じた。
「あっ……照哉さっ…………ん、おっきいっ」
ギチギチな場所にギンギンに膨張したモノが挿ってくるのは正直辛い。
でも、 照哉と1つになれる喜びが大きすぎて痛みが快楽にすり替わる。
「まだ奧まで挿ってないからそのまま座って」
「んっ」
東雲は荒く息を吐きながらジワジワと照哉のペニスを自分の中へと挿れて行った。
「んっ……あっ……はあっ、……照哉さんっ………の、すごくおっきいです」
ギチギチなペニスを全て受け入れた東雲。
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