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サプライズを企画したのは、ただただ瑠維を喜ばせたい一心だったのだ。
相談を持ち掛けた時、荊櫻も璃音も渋った。
「すべてを内緒にするより、瑠維も参加させた方がいい」と。
二人だけで企画を進め、挙げ句首が回らなくなり、終いには瑠維に寂しい思いをさせてしまった。
あと一歩遅ければ、既に瑠維は…。
ザワリと、背中に悪寒が走った。
瑠維を失うなど、考えたくもない。
自分達こそ瑠維がいたから頑張れたし、生きていられるのに。
会いたい。
会って抱きしめて、謝りたい。
そう強く思った。
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