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 体を蕩かせて迎え入れる度に、二人は優しく囁いてくれる。 「愛してる、瑠維」 「綺麗だぞ、瑠維」  普段はあまり言わないから、肌を重ねる時に囁いてくれるのだ。  心の鎧を解くごとに、言葉と想いは瑠維の心に染み込んでくる。  底の抜けた心を埋めるように染み込んで、身も心も満たしてくれる。  それに応えるように、瑠維も二人を深く受け入れて鳴く。  稚(いとけな)く、淫らに。 「れい…、………んっ、…しのぶ…。  …って………、もっと深く、おれの中に………来て…」  後ろから深く穿ち、最奥を突き上げる忍。  咽奥を開いて迎え入れた雄刀で、口腔を愛でる玲。  徐々に追い上げられ、花芯の根元で蜜が熱く滾る。 「瑠維…っ、絞め過ぎだ…っ。」 「くうぅ…………ッ。」  花筒の中で忍も限界になり、玲も瑠維の口の中で張り詰めた。 「ん…………っ、………は…っ………。」  二人の呼吸が乱れている。  そうさせているのが自分なら、凄く嬉しいと瑠維は思う。 「………って…。」 「ん…?」 「…忍も、…玲も……、もっと気持ち、よく……なって…。  俺…っ、……俺……っ、あんた達に、気持ちよくなって欲しい……っ。  あ………っ、…ぅ…あ…っ」  腰が揺れ、背中がしなった。

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