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 膝に口付を落とす。  オレが触れていいのは左足と局部だけ。  はっきり言うと、両足とソコ以外に触れたことはない。  舐めて、青年にはない肌の柔らかさを堪能する。  立てられた足の踝にオレ自身を擦りつけて慰めて…  せり上がってくる快感にきゅっと唇を噛みながら自身の手で高めていく。  要さんの足を借りた自慰が、オレへのご褒美… 「…要さん。…い、い……?」 「   好きにしたまえ」  乱れていなさそうなのに、わずかに上ずった声で許可されると、全身がぶるりと震えるくらい嬉しい。  身を起こしてから、反応を見せ始めている要さんのモノとがちがちに固くなったオレのを一緒に包み込む。  は  と微かに漏れた吐息に腰がぞくぞくして、ぴゅく…と先走りがあふれ出る。 「ん。ん…っ要さん、っ…好き、  大好き…大好きです」 「 そうかね  」  クッションにもたれたままの要さんは、少しだけ眉を寄せてそう答えるだけで返事らしい返事はない。  くちゅくちゅとお互いのモノを擦り合わせて扱きあげながら、目を閉じてしまった要さんの端正な顔を見つめる。

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