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「……く……っ」
熱く蕩ける粘膜に包まれ、繋げたばかりなのに一気に上り詰めてしまいそうで、忍は歯を食いしばった。
それほどまでに、瑠維の中は熱く蕩けて包み込む。
「んあああっ、…………っ」
楔に貫かれて弓なりになる体を引き寄せて寄り掛からせると、ビクビクと体を震わせて呼吸を詰まらせる華奢な体…。
忍を悦ばせようとして柔壁を絡ませる健気さに胸が熱くなり、こめかみや瞼に口づけを落とすと、甘い声が漏れる。
「………っ、ふ……ぁっ、うぅ……」
これ以上甘い声などないだろうと思うのに、下から突き上げて揺する度、更に甘い声がバスルームに響く。
泣き吃逆までが愛おしく、揺さぶりながらキスの雨を降らし、瑠維を焦らして燃え上がらせる。
「綺麗だ、瑠維」
「愛してる」
「誰にも渡さない…」
瑠維のすべてを搦め捕るように、想いのたけを篭めて何度も後蕾を穿つ。
狂おしいまでの想いが肌を通して伝わり、お互いが上り詰めていく。
「「んぁ…………………………っ!!」」
全身を貫く強烈な快感に、瑠維はガクガクと体を揺らして蜜を放たずに達し、忍は灼熱の蜜を花筒へと迸らせた。
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