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「いい…よ…。  …忍の蜜…、全部俺に注いでくれるなら……、いい……。  口と後ろに、いっぱい注いで…。  無くなっちゃうまで、全部…」 「瑠維…」  キュウッと抱きつき、瑠維は忍に頬を擦り寄せる。  互いの肌が触れた場所がジワジワと熱を持ち、ズクズクと疼く。 「忍が…、忍が俺のこと想ってくれんの、凄く嬉しいから…。  いっぱい愛して貰えてるから、俺、応えたいんだ…。  だから、二人っきりの時くらい、加減なんかしなくていいよ…。  来て、俺ん中…。  俺の中で、いっぱい気持ち良くなって…」  ぎゅう…っ。 「………………っ!!」  自分が愛しいと想うより、遥かに深い想いを篭めて包み込むように掻き抱く腕。 「………お前の中は、どれだけ愛情が詰まってるんだ。  元々、受け入れる場所じゃないんだぞ?  どれだけ解したって繋がったら痛いし苦しい筈なのに…」 「苦しくなんかない…。  いつだって時間をかけて馴らしてくれるし、優しく挿ってくるから痛くない…。  だからさ、………来てよ、俺ん中…」  チュ。  顎のラインに羽のように触れてくる唇。  瑠維の言動は、忍の中にある衝動を煽ってやまない。  その衝動のままに、花を思わせる唇へ忍は自身のそれを重ねた。

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