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忍×瑠維 後日談
「ただいま~」
連続の夜勤明けで玲が帰ってきた。
「「お帰り」」
リビングで寛いでいた瑠維が立ち上がり、玲の荷物を受け取ろうと手を伸ばす。
…が。
玲が固まったまま、動かない。
「……………?」
不思議そうに瑠維が首を傾げると、漸く口をパクパクさせた。
「お前…………、……………………………………………………………………すっげえエロい…」
「はい………?」
「すげ…、たった二日間留守にしただけで、なんでこんなにエロ炸裂させてんだよ!?
うわー!!
なにこの萌えを振り撒く小動物は!!
いいっ!!モロどストライクっ!!
可愛いぞ、お前っ!!」
ぶっちゅ~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!
「ん、んんっ!!
ん~~~~~~~~~~っ!?」
いきなり唇を塞がれ、瑠維が目を白黒させている。
ソファーに座ったままの忍は、玲のストレートな反応に言葉も出ない。
ちゅぽんっと唇を離し、玲が忍に視線を向けた。
「たった二日間でここまでエロくさせるなんて、お前、どんだけコイツ啼かしたんだよ。
いやー、本当お前グッジョブ。
再来月は、絶対もっとエロくしてやるぜ!!
期待してろよ?瑠維!!」
「あ……………、あう…?」
妙に気合いが入った玲に、引き気味の瑠維。
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