58 / 262

 瑠維を抱き上げ、玲はずんずん歩き出した。 「え…?」 「え?じゃねえよ。  こんだけエロい萌え猫を披露されて、俺が黙ってる訳ねえだろ?  早速、身体検査してやるぜ!!」 「え、えええええっ!?」 「ジタバタしたって、逃がさねえからな。  ふっふっふ…」 「ちょ、ま…、待て!!  何だよその不気味笑いはっ!!  忍っ、止めてくれようっ!!」 「エロ医者スイッチが入ったそいつを俺が止められる訳ないだろう?  諦めて可愛がってもらえ」 「う、嘘ーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!?」 「可愛い小夜啼きを聞かせてくれよ、瑠維。  期待してる」  クスクス笑いながら手を振る忍に、玲が何とも言えない笑みで返した。 「鬼畜眼鏡の許可も下りたことだし、ちょっくら啼いて貰うぜ…?」 「マ ジ で … ?」 「俺の果てしない萌え、きっちり受け止めろよ?」 「うわーーーーーーーーーっ!!」  激萌えの後にケダモノが待ち受けているとは思わなかった。  瑠維の小夜啼きは、日付が変わるまで続いたらしい…。 ー 後日談 END ー

ともだちにシェアしよう!