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ギシギシとベッドが軋む。
淫らさを増した水音が響く。
肌がぶつかり合う音が、激しさを増す。
互いの息が、切れ切れになる。
悲痛な声が啼く…。
「やっ、んあッ、あっ、あっ、あ…ッ!!
玲…っ、玲ぃっ!!
好き…、好き…っ」
狂ってしまいそうな程の快楽に翻弄されながらも、瑠維は愛を紡いでいく。
「ああ…、俺も好きだぜ、瑠維…っ!!」
弱い場所を狙って突き上げ、玲も愛を囁く。
「玲…、玲……っ、……、俺のこと……、もっとやらしい体にして…っ、………玲っ。
玲ぃ…っ!!
…………………ふ……ぁ……っ」
ビクつく体は極めたまま、玲の雄刀を締め付ける。
「ああ…。
もっと啼かして、やらしい体にしてやる…。
蕩けろ…、一滴残らず注いでやるから…っ」
はくり。
「ああ――――ッ!!」
最奥まで突き上げながら、玲が瑠維の首筋を噛んだ。
「…………………あ……っ、は……………………ぅ………………………」
引き攣れて硬直し、瑠維が一気に高みへ追いやられる。
「く…………ぁ…ッ、…………………っ!!」
蕩ける花筒に締め付けられ、首筋を噛みながら玲も意識が浮上して…。
ドク………ッ!!
限界まで昂ぶった雄刀が、瑠維の内に蜜を放った。
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