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崩れ落ちそうになった瑠維を、忍は優しく支えた。
「なかなかいい仕事をしてくれたな、玲。
見事に仕上がってるじゃないか」
くつくつと咽を鳴らし、華奢な体を抱き上げる。
「取り立てて早めに開けなきゃならない物もないし、適当に置いといてくれ。
これだけの色香駄々漏れの瑠維を、放ったらかしには出来ないしな」
「ああ。
かなりやらしい猫になってるから、ずっぷり可愛がってやんな」
「任せろ。
俺たちだけの可愛い嫁だからな」
瑠維を肩に担ぎ、ずんずんと忍が歩き出す。
「たった数日で、こんなに綺麗で可愛らしくなってくれるとは思わなかった。
朝になるまで、解放してはやれないからな?
覚悟するんだぞ」
チュ。
「ん…っ」
ベッドの上に瑠維を横たえ、少し乱暴な仕草でネクタイを引き抜く。
ジャケットを椅子に放り、ベッドサイドからジェルを手に取る。
スイッチはもう入った。
瑠維を存分に啼かせ、快楽を引きずり出してやろう。
極上の獣にしたててやるために。
翌日の朝が来ても瑠維は解放して貰えず、昼近くまで啼かされ通しだった事を追記しておく…。
後日談 -END-
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