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シーツの海の上で、瑠維は玲に組み敷かれていた。
玲が口づけを落とす度、紅色の花弁が白磁の肌に散る。
薄くなっていた花弁は濃く上書きされ、まるで本物の花のように陰影を帯びて息づく。
チュ。
「…あう…、…っはぅ…、玲…ぃっ」
芯を通らせてぷっくりと存在を主張する胸の蕾が、やわやわと唇で含まれてキリキリと痛む。
チュ。
「ああぅ…んっ」
下腹部でうねる熱に堪えかねて瑠維が手を伸ばすと、はぐはぐ喘ぐ唇を塞がれ…華奢な体に電流が駆け抜けていった。
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