225 / 262
・
「あっ、……んあぁ…っ、れい…っ、……………れいぃ…っ」
「ん…?つらいのか…?」
「やっ、ダメ…っ、止まったらヤだぁ…っ」
早く奥まで入ってきて欲しいのに、気遣うあまり玲が止まってしまった。
違うのだと伝わるように、背中に腕を回してしがみつく。
「大丈夫か…?
いつもよりキツそうだぞ」
「大丈夫…っ、…………大丈夫だから止まんないで…っ、来て……、来てよぅ…」
キツくても構わない。
回した腕に力をこめる。
今は全てを蕩けさせて、玲と一つに溶け合いたいのだと伝わるように…。
ともだちにシェアしよう!