228 / 262

「あ……あ…………っ」 突き入れられた衝撃よりも、漸く繋がれた悦びが体を貫く。 待ち詫びた侵略。 奥深く引き入れたからには、もう離してなんかやらない。 「くふ…………っ、…んぅ…」 やわやわと包んで締め付け、快楽の高みへと誘(いざな)う。 「ん…っ、あ……、やべ……っ、持ってかれる……っ」 「い…よ、俺ん中でいっぱい…達って……」 わななく唇を捉え、小さな舌でこじ開ける。 「離してなんかやらない……っ」 今、熱く蕩けた体は玲だけのもの。 もっと悦んでもらえるように、そして、灼熱の蜜を注いでもらえるように、瑠維はチロリと玲の歯列を舌でなぞった。

ともだちにシェアしよう!