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GAME4

「それ、本気で言ってる?」 「言ってる。そういうのあるでしょ。中学生くらいだったら、友達と一緒に……それこそAV観たりとか」 「中学生くらいだったら、ね。おれ、にじゅうろく。あなた、にじゅうはちよ?」 「遅れてきた青春です」  ハルくんが盛大なため息をつく。おれが一度言い出したら聞かないことを知っているからだろう。  そうして、おれたちは『遅れてきた青春』を謳歌しようと試みるのだった――。

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