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第三章・2

「んんぅ。お兄ちゃんの、すっごく熱い♡」  ぺろぺろと、飴でも舐めるように舌を遊ばせていた絵夢だが、やがて咥えてしゃぶり始めた。 「っく。ふ、ぅ……」  くちゅくちゅと浅く抜き差しさせながら、肉茎を白い指で扱いて来る。  ちゅぽちゅぽと、やや深く咥え込んで、陰嚢を優しく揉み込んでくる。 (気持ち悦すぎて、腰が抜けそうだ!) 「ふふっ。お兄ちゃん、気持ち、い?」  上目遣いで見つめられると、たまらなかった。 「も、もうダメ! イくッ!」  ぶるッ、と震える間に、絵夢は深く深く咥え込んでくれた。 「ッく! ぅおぉ!」  後先考えず、潮は絵夢の喉奥に射精していた。  柔らかく温かな喉が、ぐねぐねと動いて潮の精を飲み込んでゆく。  やがて全てを飲み終え、絵夢は再びぺろぺろと舌を動かし始めた。 「きれいきれい、してあげるよ♡」 「いや、絵夢。大丈夫か? 口に出して、飲ませちゃったけど……」  大丈夫だよ、とこの弟は明るい笑顔だ。 「防水加工してあるし。お兄ちゃんのジュースは、後で処理できるようになってるし」 「そ、そうか?」  だから、安心してエッチしようよ、と絵夢はベッドに横になった。

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