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第三章 弟とエッチ!?
深夜、絵夢は起動した。
(半径1m以内に、性欲反応有り)
そっと目を開けると、ベッドに胡坐をかいて自分自身を扱いている潮の姿があった。
「絵夢にはああ言ったけど、こんなに可愛い子が、こんなに良い匂いさせて横に寝てるとなると……ッ!」
潮は、淫夢を見てしまったのだ。
弟に設定した絵夢と、楽しくセックスする夢を。
『お兄ちゃん♡』
夢の中での絵夢の声が、耳に甦ってくる。
「はぁ、はぁ、絵夢。絵夢……ッ」
もう少し、というところで、自分を呼ぶ弟の声が現実のものということに気が付いた。
「お兄ちゃん、僕がしてあげる♡」
「え、絵夢!? お前、いつ起動して!?」
「僕はセクソイドだもん。エッチな気配には敏感なんだ」
そう言いながら、絵夢は潮のペニスを優しく手に取った。
そして舌を出し、舐め始めたのだ。
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