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仙蔵、茶虎を可愛がる。(後編)
俺は茶虎の腰を下ろし、向かい合う。
唇を貪れば、
「ん、んぅうう……」
茶虎も俺の口を貪る。
「よしよし。茶虎、おいで」
俺は肉棒を解放してやると、茶虎を誘う。
「はっひ!」
細い腕が俺の首に回る。
……ズズズ。
自ら腰を落とし、後孔に挿入していく……。
「おっき!」
「可愛いお前に興奮させられたんだぜ?」
俺の言葉に満足したのか、茶虎は口元を綻ばせる。
可愛いなぁ……。
この色はどこまで嵌らせれば気が済むのだろうか。
おかげでさらに欲深くなっちまうじゃねぇか。
服の下に手を忍ばせ、ツンと尖っている蕾を弄る。
以前よりもずっと大きく膨れている乳頭は俺が変えたものだ。
もっと茶虎の身体を開花させたい。
「茶虎……」
茶虎を反転させ、うつ伏せにする。
「深い、ふかいぃぁぁぁああっ!」
これ以上ねぇっていうくらい、俺が茶虎の最奥に沈む。
茶虎は欲望を解放する。
小さな身体がビクビクと痙攣している。
だが俺はまだ終われねぇ。
「茶虎、動くぞ?」
「っひ、や、らめ……まら、らめぇええ」
茶虎の返事を待たず、楔を突きつければ、茶虎は抗議する。
その矢先に、また果ててしまう。
だが、まだ。
まだ終われねぇぜ?
「やっ、あんっ、あんっ! も、オレ、出すのなひっ! おしっこ、でる……あああ……」
亀頭からは延々と茶虎の蜜が吐き出される。
「本当にお前は可愛いなぁ」
抽挿を繰り返す度に空気を纏った肉音が室内に響き渡る。
ズッ、ズッ。
「はひ、はひ!」
その日、俺は飽きることなく茶虎を抱き続けた。
今度はもっと可愛い格好をさせてやろうかね。
☆仙蔵、茶虎を可愛がる。・完☆
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