「柊吾(しゅうご)…それ、好き…」 首筋や鎖骨にキスされながら、指先で胸の先を軽く引っかかれるとゾクゾクする。 「環生(たまき)の乳首…ピンク色でコリコリだな」 「や…恥ずかしい///」 俺がお尻の痛みを感じないよう、いつもより話しかけて、たくさん気持ちいい事をしてくれてるのがわかる。 ぎゅっと繋がれた手の温もり。 俺に向けられる熱い眼差し。 秀臣(ひでおみ)さんも俺の内ももを撫でたり、脚のつけ根にキスしたりしながら、お尻がとろけそうなほど愛してくれる。 「秀臣さん…挿れて…。もう大丈夫だから」 体の力を抜いて秀臣さんの長い指先を受け入れる。 この圧迫感が、先の快楽に繋がるかと思うとドキドキする。 「中もいっぱいほぐして…秀臣さん」 秀臣さんは俺に痛い思いをさせないよう、遠慮がちな触れ方ばかりするから、お尻に力を入れて秀臣さんの指を締めつけた。 「柊吾の…したい…」 お尻が満たされたら、口にも欲しくなってきた。 上にも下にも両方欲しい。 両方で2人の温もりを感じたい。 口元に差し出された柊吾の雄の証。 張った先端に滴る先走りが美味しそう。 ねっとりと舌を這わせて、雫を舐め取ると柊吾がビクリと反応した。 「すぐ環生に持ってかれそうだ…」 甘い吐息混じりの柊吾の声。 誉められたのが嬉しくて、はむっと奥まで咥え込んだ。 フェラを始めると、秀臣さんも俺自身を口にふくんだ。 「ぁ…秀臣さん…」 ペースや舌づかい…俺が柊吾にするのを真似るような舐め方。 今、柊吾と同じ体験してる…。 気持ちいい…。 そんな不思議な感覚に身を任せながら、一生懸命柊吾を愛した。 「環生、俺にもしてくれないか」 「うん…いいよ」 秀臣さんから何かして欲しいって言われるなんて珍しい。 俺が柊吾にしてるのを見て興奮しちゃったのかな…。 俺は体を起こして秀臣さんをゆっくり押し倒した。 たくましくて男の人らしい胸板だけど、秀臣さんは、かなりのもち肌。 手触りのいい胸を撫でながら乳首にチュッとキスをして脚の間へ。 今度はそそりたつ秀臣さんの昂りに口づけた。 最初は先端から少しずつ舐める。 柊吾とはまた違った秀臣さんの雄のにおい。 キュン…と、お尻が疼いた。 この硬くて熱いのが俺に入って、奥や前立腺を擦って高みに連れていってくれると思うと、体が火照る。 早くして欲しい気持ちを抑えながら、大きな秀臣さん自身を手や舌で丁寧に愛した。 秀臣さんを堪能していると、柊吾が俺のお尻をつかんで、膝を立てるように言った。 上体を低くした四つん這い。 柊吾に蕾が丸見えなのが恥ずかしい。 きっと柊吾が欲しくてヒクヒクしてるから。 「俺もほぐしてやるよ」 両手でお尻を拡げられたかと思うと、あっという間に口づけられた。 「んんっ…、はぁん…///」 ジュッと吸われたり、ベロベロ舐められたり。 ゆっくり蕾に舌が入ってきて、舌の力で強引に広げられていく感じ。 感じるのに精いっぱいで口が上手く動かせない。 頑張っていると、秀臣さんが『無理しなくていい』と、髪を撫でてくれた。 「なぁ、環生…。もう挿れていいか」 俺のお尻の柔らかな部分を甘噛みする柊吾。 切羽詰まったような声が俺を誘った…。