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第3章 第23話(※)
「あぁん…気持ちいい…///」
部屋に響く俺の甘ったるい声。
映画を観ていて、そんな流れになった俺たちは3Pの真っ最中。
「あっ…ぁ…はぁん…」
この前4Pをした大きなベッドに横になった俺の右の胸をいじりながら、性器の右側を舐めるのは秀臣 さん。
反対側の胸と性器は柊吾 が同じようにしてくれる。
「んっ…ぁ…そこ…///」
直接的な刺激も興奮するけど、さっきまで一緒に普段の生活をしてた2人に性的な事をされてる視覚的な刺激に体が熱くなる。
「相変わらず環生 はエロいな。映画だけでこんなんなってたら、AV見たらどうなるんだよ」
ローションを絡めた柊吾の指が俺の敏感な後ろの蕾を撫でた。
「あんっ…」
俺の体がビクビクッと反応する。
「今度一緒に3PのAVを見てからするか。環生の感度が増しそうだ」
秀臣さんは嬉しそうに指先を挿れた。
「んっ…」
悟 のキスマークの件があったから、お尻の出番は久しぶり。
いつもより少しだけ痛くて体に力が入ってしまった。
「環生、すまない。痛かっただろう」
秀臣さんは急いで指を抜いてくれた。
「大丈夫…。久しぶりだからちょっと驚いただけ…」
2人に心配をかけないように微笑んでみせた。
「そうか…。麻斗 か柊吾には抱かれてると…。本当にすまない」
秀臣さんは一気にしょんぼりしてしまった。
日替わりで3人の部屋で眠ってる俺。
他の2人にセックスした報告なんてしないし、俺はエッチな事が大好きだから、秀臣さんがそう思ってても仕方ない。
「秀臣さん、大丈夫だよ。秀臣さんの舌と指でいっぱいほぐしてくれたら大丈夫だから。ね?」
この前、お色気作戦に失敗しちゃったから、今日はストレートに気持ちを伝えてみた。
「…わかった。痛む時はすぐに教えて欲しい」
「うん…、ありがとう」
秀臣さんは開いた俺の脚の間に入って蕾に優しく口づけたり、舌先で入口を丁寧に舐めてくれたり。
それがちょっともどかしくもあるけど、ふわふわ気持ちよくて幸せ気分。
「俺にも何かおねだりしろよ」
俺の耳にキスをしながら柊吾が囁いた。
可愛く甘えられるのが好きな柊吾には、お色気作戦してみようかな。
「いっぱいキスして…。唇も首筋も、胸も全部柊吾が愛して…」
ちょっと上目づかいをしながら可愛い声を出すと、頰を染めた柊吾がすぐに抱きしめてくれた。
秀臣さんはそんな俺たちを見て柔らかく微笑んだ。
きっとお色気作戦に喜ぶ柊吾を見たからだ。
それに気づいた俺も微笑み返す。
『秀臣さんの言った通りだったね』って伝えたくて。
体を繋げるのも好きだけど、こんな言葉遊びみたいなやり取りも楽しい。
2人きりでしてたら『ふふっ、作戦成功♪』って自分で思うだけだけど、3人でしてると、こんな気持ちをもう1人と共有できて嬉しい。
4Pも楽しいけど、あっちもこっちも反応するのが大変。
でも…たくさん愛情を注いでもらえるから何倍も幸せで気持ちいい///
今日は4Pを経験した後の3Pだから余裕もあるし、同時に全員と手を繋げるのも嬉しい。
3Pがこんなに楽しいなんて知らなかった。
麻斗さんともしてみたい。
3P、クセになりそう…///
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