2 / 126

いつもの夜の過ごし方1

 はあっ  オレは喘ぐ。  さすがに二人を同時に相手するのはオレでも大変で。   一人の男に座位で後ろを貫かれながら、違う男に前を咥えられていた。  身体の重みを利用して身体を揺らされれば深いところに届いて気持ちいい。    「もっと突いて」  オレは腰を揺らしながら囁く。  そうしながら、俺を咥える男の頭に指を立てる、 口腔の熱さが伝わり気持ちいい。   男がオレのモノを吸い上げていた。  奥まで突かれながら、そこをしゃぶられる。  最高に気持ちよかった。  頭を押さえつけ、喉を犯す。  腰を動かせば、中からも擦られ、咥えられたソレも喉に締められ、声を上げてしまう。  「最高・・・!!」  たまらない感覚に、その口の中で放った。  オレの中でも、もう一人の男のモノが爆ぜる。  その感触も気持ちいい。   もちろん、セーフセックス。  オレも、オレに入れている男もちゃんとコンドームは使用している。  行き当たりばったりのセックスなのだから、これくらいは大切だ。   「オレが君に入れるから」  オレはオレを咥えてた男に言う。  綺麗な顔の男、いや男の子だ。  オレより少し年下か。  彼はネコだ。  入れられるのが好き。  オレは元々は入れられる方だったけど、入れることも覚えた。  オレにセックスを教えた男のセリフじゃないけど、可愛い男の子なら、オレは抱ける。   どちらも出来れば相手には困らない。   「オレは入れられるのはゴメンだぜ」  オレを貫いていた男が言った。    「オレでもこの子でもどちらでも好きな方に入れればいいさ、なんなら、この子に入れてるオレに入れる?」  オレの提案に男は愉しげに笑った。  「アンタ最高」  「遊びなんだ、とことん楽しまなきゃ」  オレは本気で言った。  「オレと、この人のモノを立たせてよ。 君に突っ込んであげるから」  オレは綺麗な男の子に命じる。  口で新しいコンドームをつけてくれる。  男の子はオレのモノを咥えて、男のモノを手で扱き始めた。  ヤバい、最高。  セックスはオレがコントロールする。  オレの主導権でする。何人が相手でも。  そう決めている。   立ち上がったソレを、正常位の男の子の中に入れる。  そのオレを背後から男が突く。  男の動きをトレースするように送り込む。  男の熱さと、男の子の中の熱さがオレを狂わせる。  「いいっ・・・気持ちいいっ」  オレは叫びながら貫き、貫かれる。  どちらもするってのは最高だ。  両手一度に楽しむっていい。    ああ  あああっ   男の子がオレの動きに鳴く    男がオレを突き上げながら唸り声をあげる。   「いい穴だ・・・たまんない!!」    やはり、たくさんでヤるのはいい。  貪るだけだからいい。  今度は二人がかりで男の子を攻めた。  これも楽しい。  オレがいやらしく男の子のモノを咥えてやり、男が乳首をなめ弄る。       「いいよぉっ、いいっ!!」   男の子が悲鳴のような声を上げる。   オレはさらに舌性器に這わせながら、後ろの穴に指をつっこんだ。  もうとっくにほぐれたそこで指を回す。  オレは入れられる方でもあるから、どこをどうすればいいのかわかる。  穴と前を動じに弄られたらたまらなくなるのは良く知っている。  「それ好きぃ、もっとぉ!!」  ほら、男の子は叫び腰を振りはじめる。  男の子はたまらず、また出した。    コンドームがいくらあっても足らないな今日は。    オレが今度は彼を背後から突き上げる。  いいところを狙ってついてやる    もう、緩んでそこを受け入れるための場所になっているそこを奥まで突いてやる。   男の子が声をあげる。  もう一人の男が前から自分のモノを彼に咥えさせていたけれど、男の子の口が声を出すのですぐ離れてしまう。  「お口がお留守になってるよ」  オレはオレに攻められて、口でするのを休みがちになる彼を注意する。  まあ、そうなるように突き上げているんだけど。  「いいよ、無理やり突っ込むから」  男が喉の奥まで自分のモノを入れて抑えつけ、腰を打ちつける。   男の子がむせる。  でも気にしなくてもいい。  複数プレイに自分から参加するヤツはオレを含めてMっ気があるからだ。  オレはもちろん、Sっ気もあるけど。    ほら、男に苛められたのに、男の子の穴はオレを締め付けている。  「なあ」  男がささやく。  前後から彼を責めているので、向かいあっている男がオレの顎を掴む。  唇が重なり、舌を絡め合う。  ああ、気持ちいい。  オレ達は男の子を通してつながり 、舌でも繋がっている。  ドロドロに絡み合う。  オレは夜を楽しむ。      

ともだちにシェアしよう!