76 / 126
満願成就な夜の過ごし方4
「沢山殺しながら行こう」
オレはガキに言った。
今度は違う車に乗る。
高級セダン。
部屋の主の車だ。
この方がオレの趣味にあっていた。
男は男の家の冷蔵庫に詰め込んだ。
捨てに行くのも面倒だ。
刀に銃。
これでどれだけ殺せるだろうか。
楽しくなってきた。
アイツを殺しに行くのが目的だが、その後は?
行けるところまで行こう。
殺しながら行こう。
エンジンをかけてでていく前にオレにはすることがあった。
オレは助手席のガキを抱き寄せた。
朝方、手酷く扱ったから、ガキはビクリと身体を震わせた。
初めての時も、一応慣らしてやったし、あそこまで酷くはしなかった。
確かに、やりすぎた。
オレが気持ち良くなるセックスをガキにはしてきたが、今朝のはただ酷くするためのセックスだったからだ。
アイツにする予定のことをガキにしてしまった。
ガキはすっかり怯えてしまった。
まあ、20代はないと思っていたけど、まさかの16才だしな。
ホントにガキだし。
だけど殺されかけたことよりも、酷く抱かれたことに怯えるなんてこのガキ、本当にイカレてる。
「もう、あんな真似はしねーよ」
オレは不機嫌に言う。
「来いよ」
オレはガキを抱き寄せる。
頬を撫で顔をあげさせる。
オレは出来るだけ優しくキスをした。
髪を撫でながら、優しく優しく。
啄むように唇を重ね、深く舌をゆっくり絡ませる。
ガキは吐息を漏らす。
唇を離し、オレはガキに囁いた。
「・・・悪かった」
オレはらしくもなく謝った。
ガキは驚いたように目を見開いた。
「だから、オレを怖がるな」
オレは精一杯優しく言った。
「・・・怖くねぇよ」
ガキがそう言ったので、オレは笑った
「そうか。じゃあ、今日もどんどん殺して行くぞ、相棒」
ガキも笑った。
殺して、犯して、殺して。
今度は淫らに舌を絡ませあった。
行けるところまで行こう。
オレはガキを助手席にすわらせ、車を発車させた。
さあ、楽しい1日の始まりだ。
ショッピングモールの多目的トイレで、壁に手をつかせ、後ろからガキの中に挿入していた。
床には殺した女。
駐車場で物色し、ガキが銃を押し当てトイレに連れ込み、悲鳴を上げる暇などなく、オレが刀で貫いて殺した。
後はいつもの通りだった。
刀で何度も貫きながら射精した後は、ガキのズボンを下ろして、そこで楽しむ。
最初は殺した後のオマケみたいに思っていたけれど、殺した後のコレが殺すのと同じ位オレは気に入り初めている。
殺した後はコイツの感度も上がってて。
ああ、穴の締め付けも違う。
「お前、女の死体にも入れんの?」
オレはガキの耳を噛みながら聞く。
ゆっくり回す。
気持ちいい。
「女とはしない」
声を殺しながら、喘ぐガキが言った。
「はん、お前、殺すの見ながら立ててんじゃねえか」
オレはガキの前を触ってやった。
そんなことはしてやらなかったから、ガキは身体を震わせた。
そういえば、穴と胸しか触ってないな 。オレが気持ち良くなるのが優先だったし。
「殺すの見てると、立つだけ、殺すの見てるのは好きだけど、女はキ・・ライだ」
前をしごきながら腰を回すと、ガキのそこがオレを締め付け、ガキの背中がそりかえる。
これもいい。思わず呻く。
「女連れこんで、オトモダチとレイプしようとしてたじゃねぇか」
オレは穴と、手でガキを追い込む。
必死で悶える姿が可愛い。
「オレは、見張りで・・・あの日が初めて呼ばれて・・・」
はん、なる程ね。
隠れゲイとしては断れないわけだな。
「女とは、やったことないのか?」
オレは優しく聞く。
シャツをたくしあげ、乳首も触ってやる。
「キ、キスだけ 」
オレは楽しくなった。
この身体を知っているのは生きてる人間ではオレだけだ。
この中に入れるのはオレだけだ。
後ろから顎を掴んで、口をあけさせ、舌を絡め合う。
前をしごきイカセてやってから、後ろでもいかせた。
ガキは後ろで出さなくてもイケるようになっていた。
「次は男にしてやるよ。楽しめよ」
オレは血で汚れた服を床に脱ぎ捨て、新しい服を取り出しきがえながら言った。
手や顔も洗う。
トイレから出たら男子トイレの清掃ロッカーから取り出した「清掃中」の表示を多目的トイレのまえに出しておく。
これでしばらくは時間が稼げる。
オレはガキの肩を抱きながら歩き出した。
ともだちにシェアしよう!