22 / 34
第22話
「ひ、うッ! んっん、あ。あぁ!」
幸は悲鳴を上げたが、身体は素直だった。
勇真を吸い込むように、従順に言うことを聞いた。
「うぉ! こいつぁ凄えや!」
絡み、締め上げ、吸い付いてくる幸の内壁。
これは大変な名器に当たった、と勇真は愉快に腰をやった。
「あぁ! っあ! はぁ、はぁ、あぁッ!」
リズミカルな腰突きに併せて上がる、幸のさえずりも可愛い。
ご機嫌な心地で、勇真はそのまま駆け上がった。
「一回目、出すぜ!」
「あ、うぅう!」
遠慮なしに、勇真は幸の内に中出しした。
長く続く射精。
体内に注がれる熱い精を感じながら、幸は一つ息をついた。
ともだちにシェアしよう!