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第10話
「リョウさん……お仕置き、して。ここ……他の男に触らせた……」
爪先で引っかかれたせいで熱を持つ首筋を示すと、リョウさんは少々乱暴な手つきで僕をベッドに投げた。雄を引き抜かれたばかりの孔はリョウさんの形に広がっている。そこが完全に閉じるまで、リョウさんは目で僕を犯し続けた。
鎖の付いた輪がまずは首に嵌る。それから足首が拘束され、首との間にある鎖を短く調整された。最後に腕に輪を嵌めるとき、膝の裏で手を組む格好になる。
自らで膝を持ち恥部をさらけ出すように拘束され、潰れた下肢の中心から漏れた蜜が臍を濡らした。
「俺だけじゃ足りなかったか?」
低い声が僕を責める。
「ちが……リョウさんが、リョウさんが欲しかったから……」
「俺の代わりはその辺でいくらでも見つかるってことか」
「そうじゃなくて……」
ずぶり。予告もなしにリョウさんの雄が差し込まれた。溶けきった場所は難なくそれを受け入れるばかりか、奥へ引き込もうと勝手に蠕動を始める。
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