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. 「初めまして、夜野です。本日からお世話になります。宜しくお願い致します。」 驚かせるつもりでいた。 だから懐かしい顔ぶれの中、思った通り驚いた顔で俺を見る先生が一番格好良くて、それでいて愛おしく見える。 幼少期、ここの施設にお世話になった事がある俺とその担当医だった先生。この施設を出ていく時、俺はここへもう一度戻ってくると先生と約束した。勿論患者ではなく、先生と同じ立場でだ。 「えっと…よろしく」 新人教育係というものがあると知って、先生でお願いしますと頼み込んだ。そんなこともつゆ知らず。 先生は戸惑いを隠せずに一言そう言った。 俺の内心は大暴れ。 俺も成長したけど、 先生も歳をとって尚更にかっこよく、それでいて可愛いくなった。 髪は短髪になってた。可愛い。 先生の身長を抜かした為に少し上からの目線で見る先生は非常に可愛い。最高だ。 なんでこんなにも顔がいいのだろうか。 ああ、可愛い。 ぼーーーっと見つめること数十秒。 「おい…いくぞ」 怪訝そうにこちらを見る先生。 なんと。その表情さえも可愛くてたまらん。 ・

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