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抱いて ちゃんと 抱いて 8
深く深く口吻けながら、珀英は緋音のパンツのベルトを外して、ボタンとファスナーも外す。
一気に下着まで一緒に下ろす。膝くらいまで下ろして止めた。
「あっ・・・珀英ちょっと待って!」
「ダメ」
緋音が軽く珀英を制止するが、当然珀英はそんなこと気にもしない。
緋音の首筋を、胸を、小さな突起を、薄い腹筋を、勃ちあがったものを舐めて、口吻けて全部封じ込める。
緋音の呼吸(いき)が上がって、躰が熱くなって、喘(あえ)ぎ声しか出せないようになる。躰の全部を珀英に弄(いじ)られて、神経も心も全部征服される。
珀英は丹念に丁寧に、緋音のものを口に含んで刺激し続ける。珀英が開発したせいで、緋音は以前よりも敏感に感じやすくなっていて、少し舌で刺激してあげるだけで、限界まで膨張する。
「やああああっっっ!!・・・もう・・・でちゃううっっ!!」
全身震わせて、緋音は珀英の口の中で射精してしまった。
珀英は緋音の精液を口に含んだまま、そっと緋音を解放する。
躰全部を使って大きな呼吸を繰り返している緋音を見ながら、珀英は緋音の躰を反転させると、剥き出しのお尻を引き寄せた。
「やだっ・・・ちょっと!!」
恥ずかしさのあまり声をあげて、緋音は肩越しに珀英を振り返った。珀英はとことんまで無視をして、緋音の小さな入り口に舌を這わせる。
同時に、口に含んだ緋音の体液を、ねっとりと塗りたくった。
急にこんなことになってしまったので、ローションを用意していないので、どっちかの体液を使うしかなかった。
何度もしつこく舌でじっくりと擦って、舌先を尖らせて突く。
「やあああっっ!!・・・やだぁ・・・!!」
緋音は椅子の上でうつ伏せにされて、膝立ちになって四つん這いみたいな格好にされて、恥ずかしいし、珀英の顔が見えないから少し怖いし。
でも想定外のことをされて、気持ち良いし、でも恥ずかしいし。
緋音は思わず逃げようと躰を前に移動させようとする。でもそんなこと叶わず。珀英がガッチリと緋音の腰を押さえ込んで、引き寄せる。
「ヤダァああ待って・・・そんなの・・やだあああっっっ!!」
珀英は、泣き叫ぶ緋音を無視して、丹念に舐めて、舌を差し込んで、指も入れてほぐして、固い秘所がゆっくりと柔らかくなり、疼いて熱くなっていくのを確認する。
精液と唾液でぐちゃぐちゃになっている。指もスムーズに受け入れて、内部でキツく締め付けてくる。
緋音の躰が、欲しがっている。
こうなると緋音は全身から発する色気が、常人のそれとは比べものにならなくなる。
真っ白な肌が桜色になって、しっとりと汗をかいて、その汗が芳(かぐわ)しい匂いを発する。全身が性感帯みたいで、何処に触れてもビクビクと躰を震わせて、誘う。
珀英はさっきからずっと勃起したままの陰茎を、緋音の秘所に押し当てる。
「ああ・・・まっっっ・・・!」
「力抜いて」
緋音は怖くて逃げようとする。珀英は緋音の腰を抑え込む。
珀英の屹立(きつりつ)した、太く硬いものが、緋音の柔らかい小さい穴に無理矢理侵入していく。
「待って、まだ待って!痛・・・やぁぁあああ、ああああんっ、ああ・・・!ふぅあああっっんん!!」
珀英は緋音の言葉は無視して、緋音の体の反応でことを進める。
待てと言われても、待てそうもない。
入れても大丈夫か心配だったが、意外とすんなり受け入れたし、思いっきり腰動かして擦っても気持ち良さそうに喘ぎまくる。
緋音の腰が、珀英のをもっともっとと欲しがって、大きく揺れ動く。
珀英は後ろから緋音のうなじにキスをする。舌を這わせて、少しだけ歯を立てる。
鼻腔に入ってくる、緋音の汗の匂いに、眩暈(めまい)がした。
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