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『エピローグ』3
穂高さんの言っていた報告は……僕が慎也さんの腕に抱かれて眠っている姿だった。項にはいくつもの噛み痕がはっきりと写っている。
この写真を……『結婚します』と文章を添えて、どこまで送ったのか……。
何度も愛されたから、愛されているから、受け入れることができた。
運命を受け入れるように。
根気強く待ちながら。
惹かれて、愛されて。
この世には6つの性が存在する。
それは、誰もが平等に愛を育む為。
男女も男同士も女同士だって、平等に愛し合うため。
運命の番は必ず、惹かれ合う運命。
引かれ合い、出会い、惹かれ合う運命。
「慎也さん。僕を、あなたのΩにしてください」
end
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