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♯8 プレスト〝折檻〟4

「……!」  以前、コックリングした時の甘い苦痛を思い出したのか、桜也は青ざめる。 「やだ、止めて、真雪…」  真雪は聞こえなかったふりをして、自分のものにつばをつけ、桜也の足を持ち上げ、穴に押し込んだ。  挿れすぎて緩くなり、ぽっかりとあいた穴。潤滑油なんてつけていないのに、そこはあっけなく真雪を受け入れる。 「あっ、ああ、…っあ、やあ…っ!」    真雪は容赦なく腰を揺らす。  桜也のものが、血管が浮き出るほどに硬くなっていくのを確認しながら、確実に桜也の気持ちいいポイントをつく。  桜也の体は素直に快感を受け取り、どんどん熱くなっていく。熱さから逃れようと桜也はもがくが、そんなの無駄な抵抗だ。血が沸騰するまで気持ちよくさせてやる。 「あっ、あん、あ……っ!」  ついに桜也は達し、苦痛と快感がないまぜになった顔でのけ反る。桜也の中が収縮し、真雪のものをぎゅっと締める。だが桜也のものは、苦しそうに膨張するだけ。ひもが尿道を圧迫し、精液は出せない。  中イキして敏感になっている桜也を、さらに追い詰めるため。  真雪はねっとりと、桜也の弱いところを擦り始めた。

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