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♯8 プレスト〝折檻〟6

「もう無理…ゆるして…まゆき…!」  それでも真雪は遠慮なく腰を動かす。  次々と打ち寄せる絶頂の波。桜也は逃げようと草をつかみ、ぶちぶちと引きちぎりながら、真雪の下でもがく。 「あ…ああ、やああ…っ! もう壊れる…っ! 助けて、助けてぇ…っ!」  桜也は体をがくがくと痙攣させる。気持ちよさは許容量を越え、ただの苦痛となって桜也を追いつめる。だが真雪は、桜也の必死の懇願を無視して、無情にも腰を動かすのを止めない。 「あ…、あ、あ…!」  びくん、びくん、びくん、と体が跳ねる。  きっと桜也は、自分がイってるのか、そうじゃないのかすら、もう分からなくなっているだろう。  桜也の中は、激しくどくんどくんどくんと波うち、真雪のものに絡みつく。全身から滝のような汗が流れ、目からはぼろぼろと涙がこぼれていた。  それでも容赦せず、真雪は乳首を舐め、くりくりと指で愛撫する。 「…ひぃ、あ…、ふぁ…!」  もう桜也から、意味のある言葉なんて出てこない。  40度を超える高熱にうなされている時のように、くらくらと絶頂にあてられ続けている。

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