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5-10 体育祭を終えて
体育祭を終え、僕は、日常を取り戻しつつあった。
最近は、ご飯がおいしくて、少し体重も増えた。
騎馬戦の練習や色々考えることがあって、自分でもわからずに疲れていたんだと思う。
「よっ。」
武藤君が、声をかけてくれる。
「おはよう!」
少しずつだけど、武藤君が話かけてくれるようになった。僕はそれが嬉しかった。もちろん、全てが前のままというわけにはいかないけど、それでも少しずつ僕たちの関係はいい方向へ行っている気がする。
窓から見える秋空は、澄んでいて綺麗だ。
「愁君ーーー次、移動教室だよ!遅れるよ!」
「待ってよ!優君―」
次は、文化祭だ。
どうなるんだろう、けど、きっといい方向にいくよね。
僕は、そう信じることにした。
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第五章、体育祭、終わりました。ここまで読んでくださってありがとうございます!!にしても、武藤君、カッコいいですね。うん、ほんと、カッコいいよ。
さぁ、いよいよ第六章、文化祭に入ります。
高校生活では、最大イベントだと思います!!
そして、今度こそ付き合うはず!!そう信じて書きます!!
引き続きよろしくお願いいたします!!
シュンより
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