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番外編 付き合ってない二人がセッしてしまった話
※頭悪い小説です。まだできてない二人の話。モブが出てきますが、モブに襲われているわけではないです。
界十視点
俺の名前は南曽時界十(なぞときかいと)、高校一年。とある日のこと、学校での行き来で、誰かに見られている。…そんな気がして振り返るが誰もいない。その事があってから色々と気が張り詰めていた。
「探偵君…それは…気の所為じゃね?」
といつも探偵事務所に出入りしている詐欺師の三木白にそのことをいうと、ヘラリ。と笑いそう言って流した。
が、俺は睨みつけ「そうじゃねぇ」というと、そいつは一瞬真顔になりつつ、面倒くさそうに聞いてきた。
「んー…具体的に?どこら辺で?」
と一応聞くかみたいな態度で聞かれるのは尺に触ったが、俺は渋々話し始めた。
…………
「なるほどねぇ?つまりその視線が気持ち悪い視線だと。」
と話している最中は適当に相槌しつつも、最終的に最後まで聞くからこの姿をお前の客に見せてやりたいもんだ。と思いつつも、
「一応…そういう性癖持ちがいてもおかしくねぇだろ。」
と口ごもるとあーと死んだ目で言われるので、そういう奴と会ったことがあるのかもしれない。
「ん、で?探偵はどうしてほしいの?俺に相談して。」
そう。そうなのである。……俺が頼れる人間が周りにはこいつしか居ないのが問題なのだ。
「ほらほら〜守って〜って言えばすーぐ守って上げるよ〜?探偵君。」
とニヤニヤ笑うので、怒りのほうが勝る。
そう。こいつは、こういう性格なので頼むのもムカつくのだ。ちゃんとするときはちゃんとするんだろうが……
「…!!っ絶対…言わねぇ!」
ダンっと足を踏んで憤慨しながら、呆れ自室に戻ろうとした。その後ろから「……後悔しても知らねぇぞ〜」と言う声がしたが、放っておいて自室へ戻った。
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そして、休日、この日は特に用事はなかったのだが、毎日の食の買い物に行かなければならない。事務所のドアを開け、出かけると、そいつはまるで今来たとばかりに颯爽と来て隣を歩きはじめた。
「……で?なんいるんだ💢?」
というと、
「ん?いや、俺が気になったから付いてきた。どーせ言っても聞かねぇだろ?」
といってそれはお互い様とでもいいたげな顔でニヤリと笑うので俺は力なく項垂れ勝手にしろ…とボヤいた。……っ…。
「あ……やっぱいんなーなんか。」
隣で低い声で詐欺師が呟いた。隣にこいつがいるからだろうか?なんかいつもより視線が怖いというか痛いというか。ヤバイ。
「探偵…走れる?つうか走るぞ。」
「は?」
返事も聞かないままグイグイ連れて行かれた。おい、何処に行くんだよ!という声も虚しく俺達は宛もなく走った………
「はぁ…はぁ…はぁー……どうだ?まいたか?」
とか言いながらヘラリと笑うそいつに
「いや、走ったからわかるわけ…」
ない。と言いかけ見上げると、見知らぬ男がそいつの後ろにいた。は?
瞬間俺の視界は暗転した。
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モブ視点
1;はぁ…カイトキュン、カワイイ!!相変わらずツンツンしていて最&高!!
2;わかる!白キュンもザ・オス!感が半端ないヨネ!好き!
1;この二人一緒にいるところ見ちゃったんだけどもう距離が付き合ってるダロ!っていうぐらい近くてサァ!
2;分かる!付き合ってないなんてあり得ない!!
1;早く結婚しろ!
2;むしろ式場が来い!!
ふんふんと熱く語るモブ二人…
1;…2氏……我あのお二人のセッ…を見たいのです…( ー`дー´)キリッ
2;1氏…奇遇ですね…私もです…( ー`дー´)キリッ
1,2;デュ腐腐腐腐…
1;というわけで今に至っているわけである
どういうわけだ。まぁ目の前に拉致…連れてきた二人の好きな二人が全裸でボーっとし、座り込んでいる。ちなみに彼らはモブ1の能力(ご都合主義)で洗脳済みである。
2;誰に説明しているんでござるか1氏…
1;ふふふ、それは気にしたら負けというやつですぞ…2氏!
2;なるほど、感じるな察しろというやつですな…!!
完全にノリがオタクのそれである。
2;それで1氏…彼らにどんな命令をするのでござるか?!
1;ふふふ落ち着け2氏…やはり最初は"フェラ"でござろう…界十君、白君のち〇ぽをフェラするのだ!
そういうと、動かなかった界十君がビクッと反応し、白君のモノに口を持っていき、しごき始めた。
「ん、んむぅ…うっ…」
「!!あっ…はぁ…」
慣れないような仕草で界十は行為をする。その姿に我らは興奮する…ここが天国か…
1;ああ!!そんな必死に白君のを!!可愛い!!
2;必死に耐えている白君もいい!!
そして我慢できなくなった白から液体が飛んだ。それを何も言わず受け止める界十の顔には白い液体が付いたままだった。
1;よし!次は界十君のおしりを白君がほぐす!
2;おっおっ(^ω^)おっおっ
ボーっとしたままの目で白はその命令どおり、ゆらりと界十に近づき、界十も白にされるまま尻を突き出した。
「あ?あ”ああああああ~っ!!」
界十は何が起きているのか理解していないような顔で受け入れた。それでも洗脳は解けていないためか指を入れただけでガクガクと痙攣し始めた。
白はそれを気にする必要もなく必要に虐めたてる。
1;…あれ、そこまで命令してないんだけどな…
2;1氏…もしかしてもしかしなくてもこれは…
1;いや、結論図けるのはまだ早い!!さぁ!我にS〇Xを見せてくれ!!
そういうと、白は待ってましたと言わんばかりに自身のモノを界十の尻にあてがい、挿入した。
「っううあ”あ”ぁ!!?」
ズンッという鈍い音と共に白は界十の悲鳴を気にせず、腰を動かした。
「あ”っああ”っ!おっうっやめっあ”っ”!?」
どちゅどちゅどちゅずっずっずっ。まるで我らがいるのも忘れてがっつく白君に我は確信した。
1;2氏…我々は間違えてしまったみたいだ…
2;…そうみたいですな…1氏…
あっちもどうやら察したようだった。我らが後押しするまでもない。…彼らはすでに"できていた"のだ。
1;じきに我の洗脳も解けるであろう…二人末永く幸せに……
1,2;アーメン…
二人して若者二人が盛っている後ろで手を合わせ合唱し立ち去った。それを横目にも入れず、
彼らは行為を続けた。
「はぁはぁ!!探偵!探偵!!あっ…はぁっ!!」
「やめっあっつあぁ!!」
そこにあるのは二人の若い男しか残らなかった。
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界十視点
気が付けば、俺は白と寝ていた。裸で。
「…頭痛い」
後、どことは言わないが滅茶苦茶痛い。そう思っていると、隣から
「大丈夫かぁ~?探偵?」
といつもの間延びした声が聞こえたので睨み
「大丈夫にみえるかこれが。」
といい、そいつをみると、そいつは何とも言えない複雑な顔をしていた。
「あ~…んと、事故とはいえ…その悪かった。」
ヘラリと笑い、言うそいつに
「…は?」
と理解していない頭で聞き返した。
「俺、あの…探偵に色々…やったのなんとなく覚えてるっつうか…洗脳されたっていうの今になって思い返えしたというか…」
「…俺と…やったことなんて覚えてないほうがいいだろ…つうか、今日のことは忘れてくれ。悪かった。」
いつになく元気がない声でそういうそいつに腹パン食らわしてやった。
「ぐはぁ!?いった!?いっったぁ!!何するんだよ!この馬鹿探偵!」
とこいつがいつもの調子に戻ったところではっと吐き捨て、
「…忘れられるわけねぇだろ…俺の尻襲っておいて都合よすぎんだよ馬鹿が。」
というと、うっとばつが悪そうな顔をし、
「…だ、だって変なおっさんの前で俺と」
うんぬんかんぬんとブツブツ文句言うのでイラつき、
「今回のはまぁ確かにそいつらのせいだって言い分は認める。…けど、お前の本当の気持ち教えろよ。…あいつらに洗脳されてても体は正直だったくせに…」
とボヤくと、そいつはポカンとした顔で俺を見て
「……探偵…いい大人を煽るのやめたほうがいいぜ…?」
と言って口をふさがれた。
「ん!んん!」
ちゅっちゅうと吸われ、腕を抑えられ、尻にモノが当てられ、容赦なく入れられる。
「ん”!!んんぅああ!」
俺の口から出てるとは思えないほど高く淫乱な声が出た。
「そういうことというってことは!遠慮なくやっていいってことだよな!?凄い我慢してたんだぜ?!こっちはよ!」
といい、ずこずこと先ほどの洗脳されていた時より速いスピードで侵される。
「あ”っお”っお”っは、はぁ激しぃっああ!」
洗脳されていた時に慣れてしまったのか。尻でも普通に快楽を感じていることに頭が付いていかなかった。その感覚に自分のち〇こも馬鹿になってトロトロと液体を流すだけ。
次第に動きがやみ、ポロポロとしずくが垂れた。
「なぁ!?あ?答えろよ探偵!いいのか!?え?!…頼むから…俺を止めてくれよ…」
泣いている。あの滅多にそういう表情を見せない詐欺師が。迫り、泣いているそいつにボーっとした頭で
「…いやならとっくに逃げてるだろ…ばーか…」
とつぶやいた。もう頭が馬鹿になっているのかもしれない。
「…後、ち〇こ入れられたまま泣かれる身にもなれ」
と今ありのまま起きていることを伝えたら
「ゴメンナサイ。」
と顔を隠して…ちらりと俺のほうを見る。
「…やるなら早くやってくれこの体制キツイ。」
というと、はっとした顔をし
「悪い…というかそもそも…あの時からゴムしてないかも」
「今更だろ。あ、でも病気とかになったらお前のせいだけどな。」
「責任重いんですけど!?」
と言い合い笑いながらやはりこの空気が一番好きだな。なんて思いながら。
俺たちは体を重ねた。
END
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