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思った通りタロウはオレのモノをカプと 口に入れた。 「ちょっ…」 思わず腰を引くと タロウは叱られた子犬のような目で 俺を見上げる。 「…ごめん…やだった?」 「嫌じゃないけど…」 「…?」 「いきなりフェラとか…なんか恥ずかし…」 それを聞いたタロウの顔が ゆっくりほころんだ。 「もっと恥ずかしがってっ」 「あ、ちょっ…ん…」 今までも何度かされたことはある。 少ない経験の中で比べても、タロウは決して 上手ではなかった。 でも、今まで感じた事のない、一生懸命さや 愛を感じる…。 タロウのフワフワの髪に指を差し込んで撫でる。 ぎこちなく這いまわる舌や、唇の動きで俺の アソコがガチガチになってゆく。 「…タロー、もうダメ…」 腕を掴んで引き上げようとしても首を振る。 「…ヤバイって…出ちゃう…」 逃れようとするほど、タロウはオレのソコを 強く咥え、両手で腰を掴まえて離さない。 イヤらしい水音をたてて、吸って舐めてを 繰り返す。 ー もぅ、知ーらない。 俺は抵抗するのをやめて、タロウの口の中に 全部吐き出した。 タロウは初めてとは思えないほど、あっさり 俺の出した物を飲み干して、最後の1滴まで しゃぶり続けた。 「はぁ はぁ…」 脱力した俺は、呆然とタロウに目をやった。 タロウは、ムクッと起き上がると、手の甲で 唇を拭って俺を見る。 「気持ち良かった?」 ニッコリ笑って無邪気に聞いてくる。 「…う、うん」 「やった!」 そう言って立ち上がるとベッドサイドにスタンバイ していたゴムを出して装着し、ローションを持って 戻った。 手の平にたっぷりローションを出して、前置きもなく 俺の後ろに塗り込めたかと思うと。 スルッと指を入れてきた。 「 あっ!」 いかされたばかりで油断してた俺は、思わず 声をあげる。 ー また急だな…どうも行動が一点集中なんだよな そのぎこちなさも可愛く思えるけど。 「痛くない?」 「まぁ…初めてじゃないしね…」 中でヌチャヌチャ音をたてながら指が動きまわる。

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