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「こうた…エロいっ」 タロウもそれに合わせて腰を振りだす。 さっきよりもゆったり、大きなストロークで動き 俺の中のタロウは、既にイク前と同じ固さを 取り戻している。 俺が自分のモノを握って扱くと、それに気づいた タロウが手をそえてきて、俺の手からそれを奪う。 それから俺を見つめて少し笑うから 俺も一緒に笑った。 前と後ろの刺激がじわじわ広がって 盛りのついた猫のような声が漏れて止まらない。 女子ってこんな気持ちかな。 アソコがジンジンしびれる度に 何も考えられなくなっていく。 今まで男とやって、 こんなにキモチよかったかな…? タロウの見た目も声も、仕草も… 嫌いじゃないからだろうか? きっとお互いヘッタクソなセックスなのに それでもこんなに訳分かんなくなるなら テクニックなんていらないかも…。 「あ、またっ…キタ…こうたっ」 タロウが、一心不乱に腰をぶつけて 今までとどいた事のない奥の壁を何度も突いて 痛いほどだ。 「あ、、……オ、オレ…もっ…」 「…こうたっ…!」 タロウが俺の名前を叫びながらイッた。 俺もほとんど同時に熱を吐き出して、 握っていたタロウの手が、俺が出したモノで 汚れる。 俺の腹の上にも白い液がたまり、俺は手探りで ベッドの上にあったタオルを取って雑に拭いた。 拭き終わるのを待っていたように タロウがどっさりと俺に覆い被さった。 お互い身体中しっとりと汗をかいて 触れあう肌が滑ってる。 「…………タロー…暑いよ」 「…もう少し…待って」 タロウが背中を上下させて呼吸を整えている。 タロウの首に腕を巻き付けて、子供をあやすように 肩をゆっくり叩くと、タロウの筋肉が緩んで 更に重くなった。 「…なんか俺…このまま寝れそ~」 「こら!挿したまま寝るな!」 「っふ…はは…冗談、冗談」 タロウがのんびり起き上がって、ズルッと 自分を引き抜いた。 タロウが離れて体がエアコンの風にさらされると 一気に熱が冷えていく。 俺も起き上がって、タロウの背中をポンポンと 叩く。 「シャワー一緒に浴びる?」 「え!?」

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