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仕置き部屋と呼ばれる部屋に連れて来られた少年は唖然としていた。
部屋の中には木馬や診察台、壁には鉄の輪や鎖がかかり、テーブルの上には大小様々な道具が並んでいる。出入り口は二箇所あるが窓はなく、代わりに大きなモニターが一台あるきりだ。
少年を連れてきた男は無言で少年の衣服を脱がしにかかる。当然少年は抵抗した。
「何すんだ……やめろよ!」
しかし男は、少年の意思に関心はないとばかりの無表情で言った。
「仕事なんでな。諦めろ」
「は、はぁ……!? こんな、何が仕事だよ変態!」
「変態はどっちだ?」
男が言うと少年はひるんだ。心当たりがあると言わんばかりの顔であった。
「お前がとんでもない淫乱だからお仕置きしてやってくれと依頼を受けてる。依頼主は明かせないが、詳細が知りたいか?」
「ひ、人違いだ……」
「今年に入ってもう五人ばかり同級生やら先輩やらを食ったそうじゃないか。男子校だって? そりゃどいつも飢えてるんだろうが……」
「……」
「性欲だけで人をもてあそぶと、こういう目に遭う」
言うと、男は少年のズボンを下着ごと引き下ろした。
「やめっ……!」
少年は慌てて身を引こうとしたが、脱げかけた衣服が身体の自由を奪っていた。その間にも男はシャツを剥ぎ取り、少年を壁際の診察台に追い詰めると、足に絡んでいたものも取り去って、すっかり全裸にしてしまった。
男を見る少年の目に不安と恐怖が浮かんでいる。強気な怒りの感情は薄れ始めているようだった。
男は少年のそばを離れると、壁際のモニターの電源を入れた。映し出されたのは、仕置き部屋を俯瞰した映像で、診察台の上にはまさに裸にされた少年がいた。
男が幾度か操作をすると画面が切り替わったが、そのいずれも角度を変えた室内のリアルタイム映像だった。
「この映像がすべて依頼主のもとに届くことになる。あまり意地を張らない方がいい」
「な……何だよそれ……」
呆然と呟いた少年を見もせずに、男はモニターを切るとテーブルの上からローションのボトルを手に取った。
少年は迫ってくる男から離れようとしたが、背後は壁、どのみち密室の中である。逃げ場のあるはずもなかった。
男は少年の足首をつかむと、高々と持ち上げた。自然、少年の局部が露わになる。
「やっ……!」
「この穴に勃起したペニスを挿れられるのが好きなんだろう。よかったな、今日はたっぷり味わえるぞ」
言いながら男はボトルの蓋を開け、少年の尻にだらだらとローションを垂らした。少年が冷たさに、ひい、と声を上げるのも構わず、しまいにはボトルの先端を直接少年の肛門にあてがって、中身をぶちゅぶちゅと注ぎ込んだ。
「い、いやだ……やめて……」
少年は震えながら言ったが、男の顔色は変わらなかった。
「お前が好きないやらしいことをしてやってるんだろう。怪我でもさせられると思ってるのか?」
「こ、こんなのは……いやだ、頼むから……」
「残念だがもう前金を受け取ってるんでな。お前が自分のいやらしさを反省するまで、何を言っても無駄だ」
「反省って、な……、あっああっ!」
少年の肛門に男の太い指がねじこまれた。とはいえローションでどろどろにぬめり、しかも受け入れることに慣れたその小さな穴は、まるで好物を飲み込むかのようにやすやすと男の指を受け入れてしまった。
「こりゃ、話通りの淫乱だな。ここは排泄口であって、モノを突っ込まれて気持ちよくなるための穴じゃないって習わなかったのか?」
「あっ……やっ、あっあっ……あっ……!」
男の指使いは的確だった。少年は身を震わせ、恐怖で縮んでいたペニスはすでに勃ち上がりつつあった。
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