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おまけ 67話 レンのおうち(1) ※

66話「それから」で完結したこの話ですが、おまけとして66話の続きを書いてみました! ただのエロ回ですw ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「お邪魔しまーす」 「だから誰もいないって」 「一応ね!」  広くて綺麗な、レンのおうちのマンションにあがらせてもらう。  もう何度か来たことあるけど、いつ来ても綺麗に片付いていて、散らかりっぱなしの我が家と大違い。  なんて言ったら母さんに叱られちゃうけど!  レンは開口一番、 「よし、シャワー浴びよう」 「早速すぎじゃない!?」 「なに勘違いしてるんだ?風呂場ってのは体を洗うところだぞ」  レンがにやっと笑って僕を見下ろす。  うっ、なんか似たようなこと前もあったような。 「か、勘違いなんかしてないし!えっと……勘違いしてないしっ!」 「二度言うな」  僕はレンの後について脱衣所に入った。 「服はその籠にぶっこんどいて」 「うん」  レンとお風呂。異世界ぶりだなあ。  シャツのボタンに手をかけながら、ちらっと横を見ると、レンはもうシャツを脱いでその、すらりと引き締まったわがままボディを晒している。  うわ、かっこいい。  これほんと僕なんかにもったいなくないですか?  レンが僕の視線に気づいた。 「なんだ脱がねえの?あ、脱がして欲しい?」 「ちがっ!違うからっ!さ、先入っててっ」  君のわがままボディに見とれてただけだよ。とか言えないし! 「ふうん?」  言いながら下もするりと脱ぐ。むき出しにされる、お尻や太ももやふくらはぎ。  全部がアスリートみたいにきゅっと堅くてかっこいい。全身イケメンてどういうことですかっ。 「じゃ先、入ってるから」  レンは浴室の中に入っていった。すぐにシャワーの音が聞こえてくる。  裸になった僕が入ると、浴室はもうもくもくと湯気で充満していた。  その湯気の中、シャワーに濡れそぼって色気満点のレンが僕に振り向いて、 「洗ってやるよ」 「ええっ」  いきなり腕をひっぱられ、レンは僕を背中から抱きかかえながら、浴槽の椅子に座った。  僕はレンの膝の上。背中をレンのたくましい半身に包まれてドキドキする。  レンはスポンジで石鹸を泡立てて、その泡を僕の体に直接手で撫でつけてきた。 「はわっ」  円を描くように胸やおなかを泡まみれにされる。こんな年齢になって、赤ちゃんみたいに誰かに体を洗われるなんて恥ずかしすぎる。  レンが優しく僕の肌を泡で撫でつけながら、ふっと笑う。 「ヨルの体ってぜんぜん筋肉ついてないのな。胸のない女子みてえ」  ひ、ひどい! 「それ言わないで、気にしてるのっ」  どうせ僕はレンと違って貧弱ボディだ! 「俺、この体すごい好き」 「えっ……」  レンが左手でくりっ、と僕の胸の突起をつまんだ。僕は甘い刺激にぴくんと反応してしまう。 「レ、レン、そこ……」 「ん?洗ってるだけ。汚れが溜まってるかもしれないから入念に」    言いながら右手は僕の太ももをなでつける。際どいところを撫でさすられて僕は変な声を漏らしてしまう。 「ぁっ、んっ……!ち、乳首、別に汚れてないよっ」 「わりい、もっと汚いとこ洗ってほしかった?」 「そんなこと言ってなっ」 「じゃあ一番汚いところはどこかなぁ」  レンは僕の袋をふわふわの泡まみれにする。変な感覚に僕は身をよじる。 「ひゃっ」  レンの手は僕の股間を下から上に泡立ててきた。 「竿も入念に、っと」 「た、たっちゃう……」 「いやさっきから立ってんじゃん」 「それ言わないでえ!」  レンはおかしそうに声を立てずに笑い、その息が僕の耳をくすぐる。レンは竿に上った手を、再び下げていく。僕の股の下のほうに。  お尻の下にレンの手が差し込まれて僕の腰が跳ねる。  背中密着で抱きすくめられて、手を前から差し込まれて尻をまさぐられる。  指の腹でつぼみをくりくりと撫でまわされ、僕の体の中、ふわふわしたくすぐったさが芽生えて、それはすぐに疼きへと変化していく。 「やっ……、んっ……、う、うそつきっ」 「何が?」 「あ、洗うだけって……」 「洗ってるだけだって。そろそろ流してやるよ」  レンは僕を壁に向けて立たせ、シャワーで丹念に泡を洗い流した。レンはシャワーを止めると、 「じゃ、ちゃんと綺麗になったかチェックな」 「ちぇっく?」  どういう意味だろう、と思った途端。レンはひざまずいて僕のお尻のふくらみ両方をつかんで、ぐっと開いた。いや、いらないでしょチェックとか! 「や、やめて恥ずかしい、見ないで!大丈夫だよもう綺麗だよっ」 「見ただけじゃ分かんねえな、舐めてチェック」  はい!?  レンが僕のお尻のはざまに口をつけ、すぼまりに舌を伸ばした。 「きゃうっ」  レンの舌がぬるりと僕の蕾を舐め上げた。それだけで砕けそうになる僕の腰を、レンはがしりと掴んで固定する。 「うん、綺麗だ」 「じゃ、じゃあチェックおしま……」 「もっと舐めてやる」 「やっ、待っ……」  もう絶対チェックとか関係ない〜!  レンの舌が僕の敏感な部分を上下して、穴の周りを回転して、穴の中をつつく。その動きに翻弄されて僕はもうどにかなりそうだ。  浴室の壁に手をついて、体中ぐずぐずになる快楽に必死に耐えた。 「だ、だめ……、レン、もう駄目……、おね、が、やあ……っん!」 「あっちの体とは違うから、丹念に解さないとな」  独り言みたいにそう呟いて、レンはまた僕の蕾を舐める。  レンの言葉に、僕の胸がつと、きゅんとなった。  そうか。僕の体の負担を考えて、僕の為に、なんだ。  秘部への拷問みたいな攻め立てが、同時に愛情たっぷりの優しさでもある。僕はもうこの前儀だけで身も心もとろけそうだ。  レンにいっぱい舐めてもらって柔らかくなってきたそこに、レンの指が入る。浅いところをこちょこちょといじられて僕は身をよじる。 「んくっ、はあっ」 「えっと、ローション的なもの……。あ、ベビーオイル。姉ちゃんが美肌になるとか言って使ってるやつ、これ借りるか」  レンがシャンプー置き場にある透明なオイルボトルに手を伸ばした。中のオイルをしっとりと指に垂らしてつけている。そして自分の勃ち上がったペニスにも塗りこんでいる。レン、いつの間にそんな立派な状態に……嬉しい……。  じゃなくって。  お姉さんごめんなさい!すごくごめんなさい!  まさか弟がえっちに使うためにおちんちんに塗りたくってるとか、想像もしてませんよね、僕から謝ります!心の中だけですが!  て、いうか。 「レ、レン、洗うだけというのは……」 「ごめん気が変わった、我慢できない」  あっさりそう言って、僕の後ろにすくっと立ち上がる。 「や、やっぱりうそつ……んあんっ」  言葉の途中で、右手の指をすぼまりに差し入れられた。オイルでぬるついた指が、内部に侵入してくる。肉壁の中でレンの指がうごめく。  この体でそこに侵入されるのは初めてだ。  異物感はある、けど痛みはない。何よりもレンの指に侵入されてるのだと思うとぞくぞくした。  慣らすように慎重に僕を解して、指が二本入るようになったら、レンが後ろから僕のあごを持ち上げた。僕の顔を観察するように見つめる。 「どこがいい?」  言いながらぐりと内部で指が動く。深くして、浅くして、あちこちを押して擦って。 「そ、そんなこと……。あっ!ぁ……っ、はぁっ、んっふっ……」  レンは目を細めて、翻弄される僕の表情を読み取りながら、指の動きを変えていく。  僕はレンの指に蕩ける情けない顔を至近距離で観察されてしまう。  レンの動きがどんどん巧みになって僕はもう立っていることすら辛くなる。  僕の内部、快楽の巣のような場所を押された。 「ああああああんっ!」  僕の嬌声に、レンはぺろり、と自分の上唇を舐めた。まるで悪いことを思いついたみたいな意地悪な顔。 「ここなんだ」

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