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第3話

今日は夏がバイトだし秋と冬もなんか用事で一緒に帰れないから1人で帰宅中 俺の家は学校から2駅離れたところのマンションに一人暮らし。 今日は温かいなー。 ドン!! 「イテッ!…すいません。」 「イッテえな…あれ、お前南高の菊池じゃね?」 え、誰? 「そうっすけど。」 「丁度いいからちょっとついてこいよ」 は?また?なんで俺だけ… 「んんんっ!?」 断ろうとした時いきなり後ろから何かをかまされだんだん意識が遠のいていく。 次に目を覚ますとそこは何処かの倉庫だった。 「ん…ッ」 「起きた?」 おいてめぇ!!そう叫ぼうとしたがテープで口を塞がられていて声がだせない。 「んんッ…」 「手足を自由にしてっとこっちが危ねえからな。おい、やろうぜ!!」 まじかよ…最悪… 1人の言葉を合図に6〜7人が殴りかかってくる。 俺は縛られてるせいで抵抗出来なくてされるがまま。 あれからどれ位たった? 久々にこんなになったな… 意識も保ってるだけで精一杯だし。 あいつもいつの間にか居なくなってたし。 拘束は取られてるけど体動かねえから夏に連絡も出来ないし ほんとに最悪…。 俺が意識を失いそうな時倉庫のドアが開いた気がした。 「大丈夫ー?」 誰かに聞かれたが答えられないまま意識を失った。

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