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第4話
今日は仕事がなくて家にいると電話がはいった。
港の倉庫で不良が喧嘩してるらしい。
この町を裏でしきる佐嶋組は町で起きる不良の喧嘩等を止めたり後始末をするのも仕事だ
他のやつは皆出てて急遽俺が呼ばれた。
「はぁ…勘弁してくれ…」
溜息をつきながら車に乗り現場に向かう。
そこにはもう既に1人の"男"がいた
「あっ蒼〜!!」
「抱きつくな」
「けちっ」
この女…は安籐 奏。
佐嶋組直属の医者だ。そしてこいつは男だ。
いつも女のかっこをしてる。
「ほら行くぞ。」
拗ねてる奏を無視し倉庫のドアを開ける
そのにはもう既に不良は居なく1人の男が倒れていた。
奏がそいつに近づき様子を確認する。
「どうだ?」
「んー、怪我がかなり酷い。1回俺の所に連れて帰る。」
「頼んだ」
奏の一人称が俺に戻っていた事は聞かなかった事にしよう。
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